毛穴
毛穴治療に対しての治療方針
毛穴の開き、黒ずみは、過剰に皮脂が分泌されたり、毛穴の出入り口の角化が亢進して、皮脂がつまるためにおこります。また、毛穴のまわりが黒ずみ、また、加齢によりはりがなくなってくるとさらに毛穴が目立ちやすくなります。
毛穴の開き、黒ずみを改善するには、まず、毛穴につまっているものをとりのぞき毛穴のまわりのメラニンを改善し、きめを整える治療が必要です。
保険診療でも、毛の出入り口の角化を改善する治療薬はありますが、毛穴のまわりの黒ずみをとったり、きめを整える治療は美容皮膚科でうけていただくことをおすすめすることもあります。
毛穴の種類
○毛穴がつまり黒ずんだ状態
過剰な皮脂分泌が主な原因で、皮脂と角質が混ざって、毛穴に角栓を形成し、つまった状態になっているものです。鼻の頭や頬など皮脂分泌のさかんな部分によく見られます。
○毛穴が開いた状態
毛穴に詰まっている角栓を除去したあとも、毛穴は開きっぱなしの状態になってしまっています。過剰な皮脂分泌が原因であることが多く、皮脂の多いTゾーン周辺にできます。脂性肌、男性に多く見られます。
○たるんで、毛穴が目立つようになった状態
老化が原因で、皮膚がたるみ毛穴が目立つようになった状態です。頬や法令線周辺に多く見られます。真皮の弾力が失われ、その周囲の皮膚が萎縮して毛穴が目立ってきます。
○にきびあとがクレーターのようにくぼんでいる状態
にきびが何回も消退を繰り返しているうちに瘢痕になってきた状態です。
毛穴の種類別の治療
○毛穴がつまり黒ずんだ状態
<治療メニュー>
毛穴のつまりをとる
○ポリッシングトリートメント
○イオン導入(グリシルグリシン、ビタミンC)
○クールビタミン
○ケミカルピーリング
○カーボンレーザー
○ビタミンCローション
○トレチノイン外用療法
○内服治療
○外用治療
○毛穴が開いた状態
<治療メニュー>
毛穴周囲の色素沈着をとる
肌のきめを整え、毛穴をひきしめる
○イオン導入(ビタミンC,E、グリシルグリシン)
○クールビタミン
○ビタミンCローション
○トレチノイン外用療法
○高濃度コエンザイムQ10クリーム
○ダーマローラー
○外用治療
○たるんで、毛穴が目立つようになった状態
<治療メニュー>
肌のきめを整え、毛穴をひきしめる
たるみをとる
○フラクショナルレーザー
○トレチノイン外用療法
○高濃度コエンザイムQ10クリーム
○ダーマローラー
○にきびあとがクレーターのようにくぼんでいる状態
<治療メニュー>
深部の組織を削ったり、熱を加え、組織の修復を促す
○フラクショナルレーザー
○炭酸ガスレーザー
○トレチノイン外用療法
○高濃度コエンザイムQ10クリーム
○ダーマローラー
治療の流れ
①お電話・美容WEBでのご予約
美容電話、美容WEBからご予約ください。お悩み、希望治療、曜日、時間などをお伺いしてご予約を承ります。
②受付
問診表を書いていただきます。現在のお悩みの場所、症状、今までの治療経歴、治療に関するご希望をお伺いいたします。
③診察前カウンセリング
まず、お書きいただいた問診票にもとづいて専門のスタッフが、お悩みの部位、患者様の治療へのご希望を確認いたします。ご遠慮なくお話しください。
④診察
問診票、カウンセリング内容にもとづいて診察いたします。症状を確認し、一人一人の症状に合わせ予算、ダウンタイム、ライフスタイルを考慮した治療計画をご提案いたします。
⑤スタッフからの確認
ご不明な点やご心配な点があれば、何でもご相談下さい。また、承諾書をお渡しいたします。承諾書をお読みいただき、疑問やご不安がなければご署名いただきます。後日の施術であればご予約ください。承諾書はお持ち帰りいただき、施術当日にご持参ください。
⑥施術当日
パウダールームで洗顔をしていただきます。その後、経過観察のため写真を撮影させていただきます。施術前に医師、スタッフと施術の内容について最終確認いたします。
⑦施術
専門の医師、スタッフが施術させていただきます。治療内容により、前処置、施術内容、後処置は異なります。
⑧施術後
パウダールームにてスキンケア、メイクを行っていただけます。
その時、クリニックで販売しているローションや軟膏などを使用していただくことができます。
施術後の注意も施術の内容によって異なりますので、担当のスタッフよりお聞きください。
⑨お会計、次回ご予約
治療効果を高めるために、定期的な治療が必要なことが多くありますので、次回のご予約をお取りすることをおすすめしています。
⑩ご自宅での治療
効果を確実に高めるためにも、内服、外用、スキンケアを確実に行っていただけるようにお願いします。ご不安なことがあればいつでもお尋ねください