たこ・魚の目

1、胼胝腫(たこ)・鶏眼(うおのめ)について

姿勢の悪い歩き方をしたり、足に合わない靴をはいていると、足のある特定の部分に常に体重がかかるようになります。その時間は長くなると、生体の防御反応により、その部位の皮膚が部分的に厚くなってきます。

胼胝腫(たこ)

角質が厚くなってくる病態がほぼ均一であれば胼胝腫(たこ)となります。うおのめに比べれば痛みが少ないのが特徴です。

鶏眼(うおのめ)

角質がくさび形に厚くなってくるのが鶏眼(うおのめ)です。厚くなったくさび型の角質が足に突き刺さるようになり、神経を刺激するため痛みを伴うのが特徴です。

 

そもそも女性は男性に比べて骨格構造が弱く、足のアーチは上から荷重がかかることで崩れやすい傾向にあります。

 通常、体からの荷重はすねの骨を通り、足へと伝わります。足では、アーチの頂点であり、足の中心線である人さし指に力がかかり、そこから、それぞれの指へと分散されていきます。

 このとき、構造が弱い足では、足の形が崩れて幅が広くなってしまい、うまく力が分散されません。足は構造上、幅が広くなってしまうと、外側と内側が浮いて反り返ってしまい、地面を捉えることができないので、大きな力が中心線である人さし指にそのままかかってしまいます。よってそこの指の付け根にたこができやすくなり、さらにヒール靴などを履くことで、ギュッとねじれの力がかかったりして、うおのめができてしまうのです。

 

2、治療方法

①原因の除去

特定の部位への圧力を避けることです。足に合わない靴は避けます。また、大きい靴だからと安心してみえるかたもいますが、大きすぎる靴も、靴の中で足が遊んでしまい、逆に刺激が加わっている場合もありますから注意しなければなりません。インソールを使って下から適切なアーチの形になるよう、立体的に持ち上げることで、それぞれの指へ均一な力がかかるようにすることが大切です。

刺激の加わる部位にうおのめパット(ドーナツ型のスポンジ様の素材)などを貼って圧迫を減弱することも効果的です。

②削る

肥厚した角質は削ります。特に鶏眼(うおのめ)はくさび形になった角質をパンチ型になったメスで削り取ると痛みは軽減します。その後、ドーナツ状のパットで保護します。しかし、厚くなった角質を除去しても、原因が取り除かれていなければ、また再発してきます。